特殊な針(フェルティングニードル)を使い羊の毛などの繊維をチクチクさすことによって繊維どうしを絡めて形を成形する手芸です。
ニードルフェルトとも言いまして羊以外の毛も一応使えます。
フェルティングニードルを使った手芸の総称として”羊毛フェルト”と言われています。
フェルティングニードルには針の先の方に返しが数ヵ所ついてます。
それで繊維をチクチク刺すと繊維どうしが絡まりフェルトができます。
イメージ的には毛玉!
(  ̄▽ ̄)
フェルトで作品をつくる利点としてあげられるのは
・仕上がりが柔らかい
・プラスチックと違い関節部分の曲げ伸ばしが可能
・ワイヤーを仕込むとポーズの固定&変更が可能
・パーツが折れて破損という心配がない
・ぬいぐるみのようなモフモフの毛並みも植毛で表現可能
といった感じで自由度が高く壊れにくい素材です
ただ難点もそれなりにありまして
・型が取れないので量産ができない
・仕上げるまでに時間がかなり必要
・毛羽立ちのお手入れが必要
・固定位置で飾る場合はケースに入れるなど虫食い対策が必要
といった特徴があります。
手がかかるほど愛着がわくというとらえ方も
( >д<)、;'.・
羊毛フェルトといってもヒツジの毛以外でも形成できまして、アクリル繊維というアクリル毛糸のもととなってる繊維でも形成できます。
比較的に虫喰いが起こり難いので、私はアクリル繊維を主に使って形成してます。